田まつり

  • 2014.05.18 Sunday
  • 23:44
快晴の今日、当店の近くでは先頭をきってある地区で「田まつり」がありました。
「田まつり」とは、田植えが無事終了したことに感謝して行われる神事です。
この辺では餡入りの餅(ながまし)をお供えし、近所の田んぼの無い家にも分けたりします。
米の生育には、日照・雨(水)・雷(収穫量が増)などが欠かせません。これは神様にお願いしないと・・・。
砺波の夜高まつりも、始まりは田まつりだそうです。

今は用水路の整備や品種改良・化学肥料が進んで、安定した収穫量が得られるようになりましたが、
昔は天候や害虫被害に左右され、飢饉で餓死者が出るほどだったので、収穫は神頼みでした。
神頼みと言えば、雨乞いの儀式をするところも有りますが、
「雨乞いをしたら雨が降るもんでもないやろう」と科学的には思いますが、雨乞いの意味は他にあります。
今年は雨が少なくて収穫量が少なくなるかもしれないから、みんなで今の内から飢饉に備える意思統一をしているのだといいます。
その様に神事には裏に深い意味があるのです。科学が進んだ今日、田まつりをしなかったら収穫量が減る訳ではないが、人間だけの能力では米は出来ません。お天道様や雨や雷もなくてはなりません。
「やっても、やらんでも、いっしょや!」と言わず、昔の人がやる事にはそれなりの意味があるから、良い米作りのために残していきたい風習だと思います。

※雷の光は空気中の窒素を分解し窒素化合物を作り、雨に溶けて稲に吸収され米の肥料となる。そうです
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